無線LANによる画像転送を実現するためにまずはWindows側で受け入れる準備をする必要があるので、FTPサーバの準備を行います。
自分のPCはWindows10なので、Windows10での説明となりますが、他のバージョンでもほぼ同じだと思います。
Windowsの検索で「windowsの機能」と入力し、「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択する。スタートボタン上で右クリック⇒「ファイル名を指定して実行」⇒「optionalfeatures.exe」と入力しても同じ結果となります。
"Windowsの機能"の画面が表示される。
下の方にスクロールさせると「インターネット インフォメーション サービス」が有るのでそこを展開し、「FTPサーバー」をさらに展開すると「FTPサービス」にチェックを入れる。次に「WEBサービス」を展開し「IIS管理コンソール」にチェックを入れ、OKで確定させるとFTPサーバーの機能が有効化される。
次に管理コンソールを立ち上げFTPサーバーの設定を行いますが、その前に転送先のフォルダを準備しておきます。
保存先フォルダを作成したら、
スタートボタン上で右クリック⇒「コンピューターの管理」を選択するか、
スタートボタン上で右クリック⇒「ファイル名を指定して実行」⇒「optionalfeatures.exe」で"コンピューターの管理"を開きます。
"コンピューターの管理"が開いたら、左側の"サービスとアプリケーション"を展開し、インターネットインフォメーションサービス(IIJ)マネージャーを選択します。
次に中央の"接続"と表示されている何も無いところで、右クリックし、「FTPサイトの追加...」を選択します。
・FTPサイト名:管理する上での名前なので任意の名前で構わない
・コンテンツディリクトリ:予め作成しておいたフォルダを指定します。
次に進めると"バインドとSSLの設定"がきますので、FTPサーバ(PCのIPアドレス)とSSLの有効無効を設定します。
・バインド:FTPサーバーのIPアドレスを入力します。
・SSL:証明書を持っている人は、有効にしても良いかと思いますが、持っていないので「無効」を選択します。
次に進めると"認証および承認の情報"がくるので、接続できるユーザーと権限を設定します。
・認証:カメラ用のユーザーを作ってセキュリティーを高めたいなら基本にチェックを付け、Windows側でユーザーを作る。今回は"匿名"として進めます。
・承認:今回は、匿名ユーザーのみにするので「匿名ユーザー」を選択し、権限は書き込みのみとしました。
最後に「終了」ボタンで設定完了となります。
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