最強の通信手段は、黒電話とアナログ回線だった。
最近固定電話の使用率が減って、携帯電話さえあれば問題ないよね。って思っていました。
今回の北海道胆振東部地震（誰が名前決めるの？）では、長時間の停電が発生しました。
実は、その前の日の台風21号の影響で道内各所で停電が起きており、復旧していない地域もあって9/5から停電していた地区もありました。
停電直後は良かったのですが停電から約9時間あたりから、携帯電話の電波が不安定になってきて圏外になったり1本立ったり、繋がってもまともに通話できなかったりとなりました。
恐らく近くの電波塔のバッテリー切れで遠くの電波を拾っているからだと思われました。
キャリア側では、電力は１～3日（設備による）持つとの発表がありましたが全然そこまで持ちませんでした。
想像でしかありませんが 前日の停電も影響していて満充電になっていなかったのではないでしょうか。
結局、停電の中携帯電話が使い物にならず、固定電話から固定電話に掛ける羽目になりましたが･･･
我が家は光電話のため、そのままでは使用することができません。ONUと光電話アダプターに電気を送らないと使用できません。（古くから使っているので2つになっていますが最近は１つで両方の機能があるんですね）車から電気を送って（ハイブリッド車でよかった！）電話を使えるようにして、親の家に電話をかけましたが呼び出したまま。アナログなので繋がるはずですがおかしい。
何かあったか？確かめるために家まで行くと、みんな特に問題なくラジオを聞いていました。一安心です。
電話を確認するとシャープのFAX電話が繋がっていますが このFAX電話停電時使えないようでした。
昔の黒電話あれば使えるんだけどね～と親に告げると"あるよ"との返事
やっとのことで探し出してきてもらって、
おー懐かしい。 最近の子は使えないと前にテレビでやっていた。
よくぞ取っておいたね～と話をしながらFAX電話から黒電話へ変更
我が家へ電話をかけ、テスト。無事電話開通
局側が生きている限りこれで電話OK
結局、光電話化やISDNを利用している固定電話、またはアナログ回線でも停電対応していないFAX電話は、停電時使用不可
アナログ回線と黒電話や停電対応電話のところしか固定電話は使用できまい状態でした。
ちなみに黒電話をつけた直後、親の知人から電話が来ました。本州からの電話でした。
繋がらないから心配で何度もかけていたようです。ありがたいですね。
ハイテク化が進んでいますが電気が無いと結局使えない。
携帯電話も使えない。
なので、長時間停電に対しては、ローテクの黒電話とアナログ回線が最強だと思いました。
その内、アナログ回線は廃止されちゃうかもしれませんが長時間停電がまた発生した場合
通信手段が無くなっちゃう時が来ちゃいますね。
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