EF70-300mm F4-5.6 IS II USM のレンズフード

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AFがチョー早いと好評のCanonレンズ EF70-300mm F4-5.6 IS II USMですが Canonは非Lレンズにはレンズフードが附属しません。少し前までは、EF70-200mm F2.8L IS USMを所有しており、こちらは購入時よりレンズフードが附属していました。

レンズフードは、フレアやゴーストを防ぐ目的やレンズの保護の為に使用しますが、EF70-300mm F4-5.6 IS II USMでは別途用意する必要があります。純正品でいくと、レンズフード ET-74Bで希望小売価格4,800 円と決して安い金額ではなく、他のレンズのフードからするとかなり高額です。

↓純正レンズフード

↓ ノーブランド互換レンズフード

今回アマゾンで互換レンズフードが販売されていたのでこれを試してみることにします。
金額は、6/25現在で960円(自分が購入時は1,059円)と純正品に比べると実売価格でも約1/4の金額で購入することができます。尚、このレンズフード中国から届くので到着までしばらく待つ必要があります。

HOOD1.jpgHOOD2.jpg今回の注文では、約10日ほどで到着しました。

梱包を解いて出てきた箱が左の箱になりますがヘロヘロ状態です。箱を開け中を出すとプチプチにくるまれたレンズフードが出てきました。
とりあえず破損は無いようです。

早速取り付けてみようとしましたが、引っ掛かりがありそのままでは取り付けできませんでした。
バヨネット式ですが、引っかかる部分の寸法が若干違うようです。

強引に取り付けようとぐりぐりやっていると、バヨネットのロック部分の部品が外れてしまいました。
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左の写真の赤丸の部分が外れてしまう部品です。

そこで、よ~く観察してみた。
取り付けは、レンズフードにレンズの先端を差し込み90度回すことによって固定しますが、レンズの先端を差し込んだ時点で赤丸の端にレンズ先端のキリカケが引っかかります。そこで赤丸のレンズの先端が引っかかる部分を約1mmほど斜めに削ります。対角線上にも同じ部品が付いていますので同様に削ります。そして、赤□部分も気持ち削ります。こちらも対角線側も削ります。

こうすることにより、引っ掛かりも無くスムーズに取り付けすることが可能になりました。もちろん赤丸部分の部品も外れることはなくなりました。

2D3A1697.JPGまだ光源が入り込むような環境で撮影していませんがつけないよりは効果があるのではと思っています。

尚、この記事を見て試して見る方、削り方とかによってはレンズ先端の引っかかる部分に傷がつくかもしれません。挑戦する方は、自己責任でお願いします。

それにしても、このレンズに変更し重さが約1.5kgから約710gと軽くなり快適です。
体育館での撮影が無くなったのでこちらのレンズで十分です。